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2020年04月22日

雲の後ろには

生徒の皆さんへ

今、新型コロナウイルスが猛威をふるっていて、登校してもらうことができず、皆さんといろいろな話をすることや、授業ができず、残念な気持ちで一杯です。
皆さんは今、勉強のことや、進路のことなど、不安な気持ちを持ちながら生活しているのではと思います。
横浜学園は今、学校の再開と、皆さんとの再会を目指して、様々なことを検討しています。
一日も早く、皆さんか安心して学校生活を送ることができるよう、私たちも頑張ります。
絶対に諦めません。

 「雲の後ろには、太陽がいつも輝いている」
これは、アメリカの詩人、ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローの格言です。

人生には雲が覆い、太陽の見えない日があります。まさに今がその時です。
新型コロナウイルスという雲によって、雨が降ったり、雪が降ったり、嵐の日もあります。

でも、そんな日も、雲が晴れればその上にはいつも変わらない太陽の明るい光が輝いているのです。
この現状の先には、輝く太陽があることを忘れてはいけません。

今は暗い雲に覆われていて、その暗さに心が折れそうになってしまい、気力を失ってしまいそうな気持ちになってしまいます。
でも、いつか雲の上の明るい太陽の光に出会えるということを信じ、諦めずに頑張っていく気力を持ち続けて下さい。

厚い雲に押しつぶされそうな日は、思い出してください。
太陽がなくなったわけではないことを。
ただ、少しの間、雲が邪魔しているだけだということを。

雲の向こう側には、いつも太陽が輝いています!

青空が広がって光が差す日まで、自分と、自分の大切な人の命を守って下さい。
どうか健康に、どうか笑顔で!

横浜学園高等学校
校長 田沼 光明